出会い系サイトや出会いアプリの危険性についての解説とまとめ。出会い系サイトや出会いを使うことには様々な危険性があります。悪質な出会い系でサクラ詐欺被害に遭うリスクだけでなく、優良な出会い系でも援デリや誘導業者、キャッシュバッカーなどに騙される危険性があります。

サクラ詐欺被害に遭う危険性

出会い系サイトや出会いアプリを使う上での一番のリスクは、悪徳業者が運営するサイト(アプリ)でサクラ詐欺によってポイント代金を騙し取られる被害に遭う危険性があることです。

過去に猛威を振るったサクラ詐欺行為は、警察の摘発が進んだことや出会い系サイト規制法の施行に伴い公安委員会に届出を行わないと運営できなくなったことから「出会い系サイト」においては随分と減りましたが、出会い系サイト規制法の対象外とされている「出会いアプリ」においては横行しています。

サクラ詐欺をはたらいている出会いアプリは、利用規約で異性同士の交際や出会いを表向き禁止しているため、異性紹介事業には当たらないというスタンスで運営されているため、現在の法律では摘発が難しく、巧妙に考えられた仕組みでユーザーを騙しているという問題があります。

また、サクラ詐欺の出会いアプリはすべて例外なく、App Storeなどのレビューに高評価のヤラセの口コミや体験談を投稿しているので、サクラ詐欺の悪質な出会い系であることが表沙汰になりづらいという問題もあり、スマートフォンユーザーであれば誰もが騙される危険性があるという意味でとても危険です。

出会い系サイトしかなかった時代と比較すると、サクラ詐欺被害に遭う危険性はむしろ増していると言えるでしょう。

登録した写真や写メ画像が悪用される危険性

一部の出会い系サイトや出会いアプリでは、プロフィール写真として登録した写メ画像や、掲示板に投稿した写真やメールで送信した画像をユーザーに無断で流用したり転売するという悪質な行為が平然と行われています。

恐ろしいことに、ユーザーの登録した写真や画像を無断で二次使用、三次使用する可能性があることを明言している出会い系もあります。

※参考記事
無料出会いアプリでプロフに載せた写メ画像が悪用される危険性

また、サイトやアプリの運営業者が無断で画像を悪用する以外にも、出会い系に潜り込んだ写メ収集専門の業者が一人の利用者として他のユーザーの画像を収集・悪用するケースもあります。

出会い系サイトや出会いアプリでは、登録ユーザー全員に公開されるプロフ写真や投稿画像には顔がはっきり分かるような個人が特定できる画像は決して公開しないことが大切です。

無料サイト(アプリ)から詐欺アプリに誘導される危険性

完全無料の出会い系サイトや出会いアプリの中には、提携先の有料サクラ詐欺サイト(アプリ)にユーザーを送り込むことだけを目的に運営されているものが少なからず存在しています。

これらの無料出会い系から有料のサクラ詐欺の出会い系へと誘導される流れとして主に次の2通りのパターンがあります。

  1. 無料出会い系サイトに登録
  2. 登録と同時に勝手に有料のサクラ詐欺の出会い系に登録される(同時登録)
  1. 無料出会いアプリでメッセージを送信する
  2. メッセージのやり取りに必要な専用アプリをインストールすることを求められる
  3. 有料サクラ詐欺のダウンロード画面へと誘導される

無料出会い系を使おうとする人のほとんどは、ポイント代がかからないことから、危険性はまるでなく安全と思い込んでいる人が多いので、有料のサクラ詐欺の出会い系に誘導されてしまうと高い確率で被害に遭いやすいので注意が必要です。

※参考記事
無料出会い系の仕組みと危険性とは?

比較的安全な優良出会い系で危険性はある

出会い系ランキングのページで比較している、ワクワクメールやハッピーメールなどは、優良な出会い系として安全性が高いと評価することができますが、サクラ詐欺などの危険こそないものの、危険性がまるでないというわけではありません。

  1. LINE誘導の業者に釣られる危険性
  2. 援デリ業者に騙される危険性
  3. キャッシュバッカーの女性に騙される危険性

優良な出会い系にはこれらの危険性があるので“完全に安全なもの”と考えず、女性ユーザーからのお誘いメールには警戒心を持って対応することが大切です。

LINE誘導の業者に釣られる危険性

ワクワクメールやハッピーメールなどの優良出会い系には、サクラ出会い系にユーザーを誘導する「誘導業者」と呼ばれる悪徳業者が潜んでいる場合があります。

「誘導業者」は「アドレス回収業者」とも言われ、主に男性登録者に対して、最初のメールからLINEのIDやメールアドレスを送りつけ、ラインや直メを送信させようとするのが特徴です。運営・管理スタッフの監視の目を掻い潜るために、LINEやカカオのID、アドレスをひらがなに置き換えたりして送ってくるパターンもあります。

教えられたID宛てにラインしたり直メを送ってしまうと、サクラ詐欺の出会い系を教えられそこでのやり取りを求められるほか、さまざまな出会い系の迷惑メール、サクラメールが送られてくるようになる可能性があります。

援デリ業者に騙される危険性

優良な出会い系と、サクラ詐欺の出会い系や一部の悪質な無料出会い系との一番の違いは、一般のユーザー同士が本当に会えるようになっていることです。

優良出会い系には、この会える仕組みを客引きの場として悪用する援デリ業者と呼ばれる悪質な業者が数多く女性としてなりすまし登録しています。

援デリ業者とは、簡単に言うと「売春(もちろん違法)を斡旋する業者」のことです。管理する女性たちの売春相手を募るために援助交際や愛人契約を装って男性にコンタクトを取ること、待ち合わせからホテルに移動して関係を持つ一連の流れ、1回あたりの相場が1万円~2万円であることなどから「援デリ」と呼ばれています。

優良な出会い系には、援デリの業者が仕込んだ架空の女性会員(援デリのサクラ)が大量に不正登録されていて、想像以上に遭遇する確率が高いです。セックスや肉体関係を前提とした出会いのためのアダルト掲示板に募集の書き込みを投稿している女性のほぼすべてが援デリのサクラによるものと言っても過言ではないほどです。

優良な出会い系で「ホ別2」などの割り切り条件で女性と出会おうとすると、必ずと言っていいほど援デリに釣られてしまうので絶対に避けるようにしましょう。

キャッシュバッカーの女性に騙される危険性

優良な出会い系には、運営側が雇ったサクラこそいないものの、サイト(アプリ)によっては、一般の女性ユーザーがサクラ同然に振舞う「キャッシュバッカー」がいる場合があります。

「キャッシュバッカー」は、男性とメールのやり取りをすることで受け取ることができる無料サービスポイントを大量に貯めて、Edyなどの電子マネーや景品に交換することを専らの目的としている女性ユーザーのことです。

サービスポイントは、サイト(アプリ)内メールのやり取りを通じてしかもらえないので、キャッシュバッカーは基本的にLINEのIDやメールアドレスの交換には応じません。「会ってからでないと不安」などと言い訳して連絡先の交換を断ったり、先延ばしにして待ち合わせの約束をして、会う予定の時間まで延々とメールを引き伸ばすというサクラと何ら変わらない非常に悪質な行為をします。

優良出会い系でもキャッシュバック行為を認めていないワクワクメールなどの安全な出会い系もありますが、ほとんどの優良出会い系にはキャッシュバッカーがいることが確認されているので注意が必要です。

比較的優良と評価できる出会い系にもいろいろな危険性があることで、結局“どの出会い系も似たり寄ったりで全部危険”とザックリ考えるのは早計です。優良出会い系とそれ以外のサクラ詐欺の有料出会い系や一部の無料出会い系には雲泥の差があることを理解しておきましょう。

その違いとは、“本当に会えるか否か”ということです。優良な出会い系にもさまざまな危険性があることは間違いありませんが、一般の女性と本当に出会えるという大きなメリットがあるのに対して、サクラ出会い系や一部の無料出会い系は“絶対に出会えない”という決して越えられない壁が存在するのです。

優良な出会い系に潜む危険性は、少し気をつけるだけで避けることができる類のものなので、実際にはさほど大きなデメリットにはなりませんし、何よりも本当に会えるメリットがあることを考えると、出会い系を利用する上では他に選択肢がないということになります。我々ユーザーにとっては、必ずしもベストとは言えないかもしれませんが、他よりも数段マシという意味でベターであることは間違いありません。