出会い系サイトはインターネットができた当初から存在し、社会的なニュースになるような事件が出会い系を舞台に起きるなど世の中に非常に大きな影響を与える存在になりました。それは現在でも続いており、その影響は功罪両面で決して少な…

出会い系サイトはインターネットができた当初から存在し、社会的なニュースになるような事件が出会い系を舞台に起きるなど世の中に非常に大きな影響を与える存在になりました。それは現在でも続いており、その影響は功罪両面で決して少なくはないといえるものです。出会い系サイトを舞台にしたサクラ被害や架空請求の問題などから負のイメージがどうしてもつきまとってきたことはまさにその“罪”の部分を象徴的に表していると言えるでしょう。そうしたことを背景に出会い系は出会えないものという認識が多くのインターネット利用者の間で共有されるに至りました。

しかし、一方では出会い系サイトを舞台にした被害や犯罪に関するニュースはいまだに多く流れており、それはまさに出会い系サイトの利用者が現在も少なくない規模で存在している、ということを暗に示しています。これはつまり、出会い系サイトに対する関心度が現在でもインターネット利用者の間では決して低いものではないことを示唆するものです。このことは、大手企業やポータルサイトが異性間の出会いをサポートする事業を立ち上げていることや、地方自治体などが若者の晩婚化対策として積極的に婚活をサポートする施策を打ち出していることを見ても明らかです。

では、実際のところどの程度の関心度があるのか、またその関心度は依然と比較してどのように推移してきているのかを見てみましょう。

キーワード「出会い系」での検索数の推移

注釈

  • A/出会い系サイトを届け出制へ
  • B/「非出会い系」サイトにシフト ネット絡む少年の事件
  • C/無届けで出会い系サイト/規制法違反容疑、千葉の男逮捕
  • D/出会い系喫茶の規制決定
  • E/非出会い系サイトの被害止まらず
  • F/「フィルタリング」未加入9割 非出会い系の被害児童

この図はGoogle検索における検索回数の推移を表したもので、Google トレンドから取得したデータです。
この推移をみると、2005年をピークに、徐々に「出会い系」というキーワードでの検索回数が減っていることが分かります。しかし、2011年から2012年にかけて検索回数は若干ながらも増加傾向に転じており、必ずしも右肩下がりで関心度が下がっているとは言えません。

検索回数の下値支持線と上値抵抗線

上の図の赤線の部分を見ても分かる通り株価でいうところの上値抵抗線と下値支持線からすると、現在は上昇トレンドに転じようとしていることが伺えます。このことは、表中にあるA~Fまでの出会い系関連のどちらかと言えばマイナスイメージを促進させるニュースが流れた後でも変わっていないことを踏まえると、出会い系サイトには根強い人気があるという見方をすることができます。