高額なポイント制の出会い系サイトなどを利用してトラブルに巻き込まれたり、被害に遭った時のために、予め相談先を調べておくことが重要です。

これまで見てきた通り、出会える可能性が低い出会い系サイトにはサクラ被害以外にも様々なリスクがあるということが分かりました。そうしたサイトで出会うという本来の目的を達成するためにはそれらのリスクをすべて回避しなければいけません。しかし、一利用者に過ぎない個人がすべてのリスクを完璧に回避するのは現実的にかなり難しいというのが正直なところです。

こうした点を踏まえると、やはり出会える可能性が少ない高額料金制の有料サイトなどは利用をおすすめできません。出会えるメリットに比べて危険性などのデメリットが非常に大きいというのがその大きな理由です。それに加え、わざわざこうしたサイトを使わなくても他にも出会えるサイトがあるため、敢えて利用する必要性が見当たらないためです。

しかし、やはりそれでもこうした出会い系サイトを使ってみたいという人がいることも事実ですので、そうした方向けに最後のアドバイスを残しておきましょう。それが、この「予め相談先を調べておく」ということです。何を相談するかについては出会い系サイトを実際に使ってみて遭遇するトラブルや被害の種類にもよりますが、あらかじめトラブルや被害に応じて相談する先を知っておくことは利用時の心理的な余裕にもつながりますし、そのことで冷静な判断ができれば出会える確率を高めることも可能です。ただし、自分から敢えて利用をおすすめできないサイトを使うということですから、どんなトラブルが起きても基本的には自己責任であり、場合によっては誰も、法律も味方してくれない可能性があることは重々承知しておいてください。

出会い系トラブルの相談先の例

弁護士
出会い系サイトの相談先で一番親切に対応してくれる可能性が高いのがこの弁護士です。相談費用などが必要になる場合が多いですが、昨今の出会い系サイトにおける被害者の増加を受けて全国各地で有志の弁護士による救済活動も展開されています。相談の際は、サクラメールのやり取りや入金の証拠となる振込の伝票などを用意しておきましょう。
警察
恐喝まがいの料金請求詐欺や督促状の攻勢などに遭った場合など、出会い系サイトにおける被害の相談先としては弁護士と並んで一般的です。費用がかからないという面があるものの、実害がないと動けないという組織の性格や被害届をなかなか受理してくれないという問題点もあります。
国民生活センター
消費者庁所管の独立行政法人で、出会い系サイトに関する料金トラブルや登録時のトラブルなどについて相談を受け付けてくれるものの、書面で被害を刻銘に記録しておかなければ受理してもらえないというお役所ならではの手続きの煩雑さがあるのが難点です。
迷惑メール相談センター
こちらは、主にスパムメールなどの出会い系の広告メールに悩む人向けの相談窓口です。しかし、自らの意思で利用した出会い系サイトからのメールの受信に悩んでも相談を受け付けてくれるかは微妙な点もあります。

以上が主な相談先ですが、いずれにしてもそうした相談をしなくても済むようにするというのが何よりもまず賢明です。したがって、よっぽどの理由があるか、もしくは自身で責任を負える覚悟がなければ“出会える可能性が低いサイト”は利用すべきではありません。