理想を追いすぎる危険性

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最近では恋人探しや異性と知り合うきっかけとして出会い系サイトを利用することは女性の間でも広く浸透しつつあります。その背景には、学生時代はともかく社会人になると、各個人が仕事以外のプライベートの時間を大事にする傾向もあって異性と知り合う機会にあまり恵まれないという事情があります。そのため、特に結婚適齢期とされる20代後半から30代の独身女性が以前に比べて多く出会い系サイトを利用するようになってきました。

しかし、そうした恋人や結婚相手を募集する出会い系サイトをよく観察していると、ある一つの大きな特徴が浮かび上がってきます。それは、登録女性の多くがここぞとばかりに自分の理想を挙げ、それを男性利用者に対して頑ななまでに要求している、ということです。

たしかに、出会い系サイトは普段では知り合えないような人とも知り合いになれるチャンスがありますし、せっかく相手を探すなら、あるいはせっかく結婚を考えられる相手を探すなら、ということで相手に求める条件を挙げること自体は十分理解できることですが、それは必ずしも出会い探しを成功させる上では決して有効ではありません。

というのも、そのように高いハードルを設けて“厳しい条件を書き連ねたプロフィールやコメント見た人がどのような印象を抱くか”ということについてまったく配慮がされていないためです。ほとんどの人が好印象を抱くことはありませんし、むしろ悪いイメージを男性に与えてしまう可能性の方が高いとすら言えるでしょう。

それを裏付けるように、そのような女性の多くが登録から数か月が経過した後も相手を見つけることに成功していないという現実があります。

もちろん、結婚相手に対していろいろな条件を希望するのはある意味では当然のことですし、人それぞれの価値観に基づくものなので一概に悪いことであると否定することはありませんが、はじめから高圧的な印象を与えるプロフィールやコメントでは、自分の理想に適う人がいたとしても、そうした人にも好かれない可能性が高くアプローチしてもらうチャンスを自ら逃すことになりかねません。

したがって、はじめから相手に対して自分の条件を突きつけるようなプロフィールやコメントはしないように気をつけた方が損をしないためにも得策と言えます。