利用者数の増減について

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出会い系サイトがどの程度実際に利用されているかの目安になる数字は多くはありません。すべての出会い系サイトの利用者の数を正確にカウントすることは実質不可能ですし、サクラの存在があるために運営会社に利用者数を尋ねても正確な数字を答えてくれることはまずないためです。

しかし、出会い系に対する関心度同様、検索エンジンにおけるキーワードの検索回数を元に推測することはできます。今回は、キーワードの検索回数を調べられるサイト(Ferret)を使ってデータを集めてみました。その結果が以下の通りです。

キーワード「出会い系」での検索回数
2008年1月 / 122,263回
2012年1月 / 90,500回

このように、出会い系に対する関心度が大きく下落している一方では、検索回数自体はさほど大きくは減っていません。むしろ、これは全体的には利用者が増えたことを示唆している可能性もあります。というのは、検索の仕方が年々、個々人でより具体的に、そしてオリジナルなものへと変遷していっているためです。たとえば、沖縄への国内旅行ツアーを調べる際には、「沖縄 旅行 ツアー」などのように複数のワードを組み合わせて検索する人の方が多いでしょう。これはインターネットの検索というものに利用者が慣れてきているためですが、以前は決してそうではありませんでした。どんなワードにおいてもまず、旅行なら「旅行」という主要ワードのみで検索する人の方が圧倒的に多かったわけです。つまり、“主要ワードの検索回数が減り、複合語での検索回数が増えていく”というのがインターネットの検索における大きな傾向ということです。

このことと同様に、出会い系においても「出会い系」とだけ検索するよりも、「出会い系 無料」などのような複合語で検索する方がより自分のニーズに合った情報を手に入れられるため、主要キーワードでの検索回数の減少はそのまま利用者の減少と捉えることはできません。ここでもうひとつデータを見てみましょう。

複合語も含めた検索回数
2008年1月 / 526,040回(検索ワード数/151個)
2012年1月 / 480,460回(検索ワード数/376個)

このように複合語も合わせた検索回数を比べてみると主要ワードの「出会い系」での検索結果が約25%も減っているのに対し、複合語も合わせた検索回数はわずか8%の下落に留まっています。これはまさに先ほど挙げたように検索ワードが多様化してきていることを意味しています。

これらのことから出会い系サイトの利用者数そのものには減少が若干見られるものの、依然として根強い人気があり、そしてまた、利用目的やサイトの種類など各々のニーズに合わせたサイト選びを利用者がするようになってきているということを推測することができます。