社会における出会い系の位置づけ

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出会い系サイトが誕生してから10数年の間に社会における出会い系の位置づけは大きく変わってきました。

以前は携帯電話専用のサイトが多かったこと、その多くがサクラを擁する悪質なものであったこと、そしてサイトの特徴もアダルト色を前面に打ち出したサイトが多かったことなどから社会的なイメージは決していいものではありませんでした。それは、今でもあまり変わらない部分がありますが、それでもここ数年で大きく変化してきたことが様々な面から伺えるのも事実です。

そのひとつとして、当サイトでも随所で取り上げている「ラブサーチ」などのサクラがいなくて、利用者の目的もアダルト的なことではない、まじめ系のサイトが強く支持されるようになってきたことがあります。これには、それまでの出会い系利用者がアダルト色の強いサイトを志向してきたものの、サクラの存在や過剰な料金の請求などの被害に遭ったがゆえに結果としてたどり着いたのがラブサーチのような優良な運営をしているサイトだった、という背景があります。こうした傾向は、何もラブサーチに限ったことではありません。同じようにサクラがいないまじめ系の目的で利用できる「イククル」などのようなサイトもかなり多くの利用者を抱えるに至っていて、出会い系全体と傾向としてそうした流れがあるのは間違いないことでしょう。

また、非・出会い系サイトの台頭でも紹介したように「TwinCue[ツインキュ]」のような大手企業が出会いサービスに積極的に参入する動きも出始めています。ただし、「TwinCue[ツインキュ]」の場合は、機能面などから見ると実質出会い系の延長上にあるものの『出会い系サイトではない』ということを謳っているので、社会的なイメージが必ずしもまだ良くはなっていないということ示唆しています。

しかし、全体的な流れとしては、広い視野から出会い系サイトをインターネットを利用した出会いサービス、と捉えた場合、現在では10年前には考えられなかったこうした変化が確実に起こっており、社会における出会い系サイトの位置づけが徐々に変化し、広く受け入れられるようになってきていることが分かります。

今では、日常生活に出会いのきっかけがない人がインターネットを利用して出会いを探すことは決して珍しいことではなくなりつつあります。こうした流れはまだ始まったばかりであり、今後ますます大きな流れ、うねりとなって広く社会に浸透していくものと考えられます。