出会い系にまつわる事件を知る

最終更新

出会い系サイトは健全化が進む一方で、時にはテレビのニュースや新聞などマスメディアを賑わす大きな事件の舞台となることがあるのも事実です。全体的な流れとしては、出会い系サイトをきっかけあるいは舞台に起きるそうした事件の数は、法規制や利用者の減少などの要因を元に減少傾向にあるものの、現在でも決して少なくはない数の事件が起きています。その被害者は必ずしも女性とは限りません。最近でも出会い系で知り合った女性が結婚詐欺をはたらき、多額の金銭を男性に貢がせた上に殺人にまで及ぶといった事件や、出会い系サイトで知り合った女性と待ち合わせたところ、その女性の仲間の複数の男性に絡まれ強盗被害に遭うという美人局被害などが起きています。そのいずれも被害者は男性でした。

また、一方では出会い系サイトに多額の料金を請求され人によっては数百万円を支払ったというケースがあり、運営者を相手取って訴えを起こしているケースなどもあります。

これらの事件から見えてくる、現在の出会い系サイトの被害や事件には次のような傾向が見受けられます。

サクラに騙されて多額の料金を支払わされるケース

サクラ被害といえば男性が遭うものというのがこれまでの出会い系サイトにおける相場でしたが、近年ではむしろ女性の方が被害に遭うケースが続出しています。しかも、先に述べたようにその被害金額もかなり大きな額になるのが女性の場合の特徴です。被害に遭った女性の多くが、金銭的な対価を提供するというサクラの巧みな誘いにのってしまった結果騙されているということを踏まえると、サクラの問題はもちろんのこと出会い系を利用する女性の姿勢にも問題があることは否定できません。

また、女性が多く被害に遭っているとはいえ、男性も依然としてサクラのターゲットであることには変わりありませんので引き続き十分な注意が必要です。

実際に出会ってから犯罪や事件に巻き込まれるケース

このパターンの被害・事件は男性に多い傾向にあるのが特徴です。美人局は昔から出会い系においては生じてきた被害ですが、現在でもそれはなくなっていません。こうした被害が男性に多く見受けられるようになった背景には、男性が以前のようにサクラ出会い系を利用しなくなったということがあります。それよりも実際にきちんと出会えるようになっている優良サイトを使い、その中に紛れ込んでいる悪質な利用者に会ったがために事件に巻き込まれているというわけです。

これには、出会い系の女性利用者の多くがサクラがいるサイトを使っているため実際に出会うことがほぼできていないことで、不幸中の幸いで美人局被害に巻き込まれていないということ、男性は会えるということに対して警戒心が薄く相手をよく知らないままに安易に待ち合わせをしてしまいやすい、ということの2点が背景としてあります。

このように、どういったサイトを使うかによって巻き込まれる事件の傾向にも違いがあることが分かります。強調しておきたいのは、サクラがいない優良なサイトといえども中には美人局をはたらくような悪質な利用者がいるということです。

そうした点に注意を払って、出会い系サイトを利用する際は慎重な判断を様々な局面で行わなければいけません。

参考サイト

警察庁:あぶない!出会い系サイト:データで見る犯罪の現状
http://www.npa.go.jp/cyber/deai/data/index.html
出会い系サイト問題 – Yahoo!ニュース
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/web_encounter/